世界大百科事典(旧版)内の鏡映面の言及
【結晶】より
…図11で示すは反転そのものであり,この対称要素は対称心とよばれる。
[鏡映対称]
また図形がをもつと,それは反転の点を通って回反軸に垂直な面の側の図形の部分が,他の側の部分をその面で映したような関係になっているので,その対称要素は鏡映面とよばれ,この場合はの代りに鏡mirrorのmで表す。
[らせん対称]
さらに,回転と回転軸の方向の並進tとの合成であるらせん(螺旋)も結晶構造の対称操作となりうる。…
※「鏡映面」について言及している用語解説の一部を掲載しています。
出典|株式会社平凡社「世界大百科事典(旧版)」