長夜の夢(読み)ながきよのゆめ

精選版 日本国語大辞典 「長夜の夢」の意味・読み・例文・類語

ながき【長】 夜(よ)の夢(ゆめ)

  1. 無明煩悩に覆われて、それと気付かないでいる人の世のはかなさを夢にたとえたもの。
    1. [初出の実例]「なかきよの夢の春こそ悲しけれゆめをゆめとも思はれぬ身は」(出典:桂宮甲本元輔集(990頃))

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