日本大百科全書(ニッポニカ) 「長崎トンネル」の意味・わかりやすい解説 長崎トンネルながさきとんねる 長崎本線現川(うつつがわ)―浦上(うらかみ)間(下り線)の長さ6173メートルの単線鉄道トンネル。1966年(昭和41)着工、1972年開通。長崎本線喜々津(ききつ)―浦上間の線路改良を目的として建設された浦上線(のち長崎本線に改称)の最長トンネル。トンネルの地質は堅硬な輝石安山岩で、工期を短縮するため中間部に工事用斜坑トンネルを設け、三工区に分割して施工。トンネル掘進工法は全断面掘削工法である。[藤井 浩] 出典 小学館 日本大百科全書(ニッポニカ)日本大百科全書(ニッポニカ)について 情報 | 凡例