開迹顕本(読み)かいしゃくけんぽん

ブリタニカ国際大百科事典 小項目事典 「開迹顕本」の意味・わかりやすい解説

開迹顕本
かいしゃくけんぽん

仏教用語。開近顕遠 (かいごんけんのん) ともいう。『法華経』の後半に説かれることで,歴史的人物として姿を現した釈尊は,本当は永遠の仏が垂迹したものであると顕示すること。天台宗では,開権顕実 (かいごんけんじつ) を法華迹門とするのに対して,これを法華本門とみている。

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