釈尊(読み)しゃくそん

精選版 日本国語大辞典の解説

しゃく‐そん【釈尊】

釈迦を敬っていう語。
※三教指帰(797頃)下「夫吾師釈尊。本願尤深。現八十権。慈悲難極。示三十化」
※読本・椿説弓張月(1807‐11)拾遺附言「金毘羅は、仏法守護の大善神、或は釈尊(シャクソン)分身の自在明王たり」

出典 精選版 日本国語大辞典精選版 日本国語大辞典について 情報

世界大百科事典内の釈尊の言及

【悟り】より

…しかし悟りによって悟られる具体的な真理や悟りを表現する言葉は,さまざまな時代や地域においてさまざまに異なっていた。釈尊自身は,いよいよ深い禅定を体得していって過去・未来・現在にわたる自我的存在を放捨しきったところで,いまここに〈解脱〉して自由になるとか〈涅槃〉に入るとかと説かれた。仏弟子たちの教団は,釈尊を〈仏陀(目覚めた人)〉とよんだり,釈尊の悟りを〈菩提(目覚め)〉とよぶようになり,また他方で釈尊の教えをまとめた〈四諦〉の真理を〈現観〉して〈無漏解脱〉を得るとか,〈(十二支)縁起〉の真理を〈観〉じて〈正等覚〉するとか,などと説くようになった。…

【釈迦】より

…釈迦はサンスクリット語のシャーキャムニŚākyamuniの音訳,釈迦牟尼(むに)(〈釈迦族の聖者〉)の略。釈尊(しやくそん)は釈迦牟尼世尊(せそん)(尊称)の略。釈迦は歴史的実在の人物であり,その人種的帰属(モンゴル系かアーリヤ系か)や死没年(前483年,前383年など,南方仏教圏では前543年)は学問上の問題として論じられている(釈迦が80歳で死去したことは定説とされる)。…

※「釈尊」について言及している用語解説の一部を掲載しています。

出典|株式会社平凡社世界大百科事典 第2版について | 情報

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