間抜く(読み)マヌク

デジタル大辞泉 「間抜く」の意味・読み・例文・類語

ま‐ぬ・く【間抜く】

[動カ四]間のものを抜き取る。
「かれこれ―・きゆくほどに」〈徒然・一三七〉

出典 小学館デジタル大辞泉について 情報 | 凡例

精選版 日本国語大辞典 「間抜く」の意味・読み・例文・類語

ま‐ぬ・く【間抜】

  1. 〘 他動詞 カ行四段活用 〙 あいだの物を抜き取る。まびく。
    1. [初出の実例]「またまた数ふれば、かれこれまぬき行くほどに」(出典:徒然草(1331頃)一三七)

出典 精選版 日本国語大辞典精選版 日本国語大辞典について 情報 | 凡例

今日のキーワード

苦肉の策

敵を欺くために、自分の身や味方を苦しめてまで行うはかりごと。また、苦しまぎれに考え出した手立て。苦肉の謀はかりごと。「苦肉の策を講じる」...

苦肉の策の用語解説を読む

コトバンク for iPhone

コトバンク for Android