降り荒ぶ(読み)フリスサブ

デジタル大辞泉 「降り荒ぶ」の意味・読み・例文・類語

ふり‐すさ・ぶ【降り荒ぶ】

[動バ五(四)]激しく降る。ふりすさむ。「横なぐりの雨が―・ぶ」

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精選版 日本国語大辞典 「降り荒ぶ」の意味・読み・例文・類語

ふり‐すさ・ぶ【降荒】

  1. 〘 自動詞 バ四段活用 〙
  2. 雨や雪などが激しく降る。盛んに降る。降りしきる。ふりすさむ。
    1. [初出の実例]「しがらきの外山のあられふりすさびあれ行く頃のくもの色哉」(出典:拾遺愚草(1216‐33頃)下)
  3. 雨や雪などの降り方が衰え、弱まる。ふりすさむ。
    1. [初出の実例]「窓うつも風にしたがふよこ雨の音幾度かふりすさふらん〈藤原知家〉」(出典:新撰六帖題和歌(1244頃)一)

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