陸前唐桑の史料(読み)りくぜんからくわのしりよう

日本歴史地名大系 「陸前唐桑の史料」の解説

陸前唐桑の史料
りくぜんからくわのしりよう

一冊 宇野修平編著 昭和三〇年刊

解説 「常民生活研究」七二。本吉郡唐桑村で藩政期に大肝入や肝入を務めた同村鈴木家の文書のうち藩政期分を年代順に集成したもの。最古のものは元和五年で、寛永期のものが数多くあり、明治二九年の津波などの災害から免れた貴重な資料。同地方の地誌的な事柄はもちろん、仙台藩漁業の全体像を知ることができる。

構成 (一)安永九年唐桑村御用書上、(二)元和五年から明治初年までの文書五八六通。

出典 平凡社「日本歴史地名大系」日本歴史地名大系について 情報

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