際高し(読み)キワダカシ

デジタル大辞泉 「際高し」の意味・読み・例文・類語

きわ‐だか・し〔きは‐〕【際高し】

[形ク]特にきわだっている。また、気位が高い。
「さすがなるさかしら心の、―・くさいまくれたるやうなる」〈浜松・二〉

出典 小学館デジタル大辞泉について 情報 | 凡例

精選版 日本国語大辞典 「際高し」の意味・読み・例文・類語

きわ‐だか・しきは‥【際高】

  1. 〘 形容詞ク活用 〙 特にきわだっているさま。きっぱりしている。また、気位が高い。
    1. [初出の実例]「さすがなるさかしら心の、きはたかくさいまくれたるやうなる」(出典:浜松中納言物語(11C中)二)

出典 精選版 日本国語大辞典精選版 日本国語大辞典について 情報 | 凡例

今日のキーワード

ドクターイエロー

《〈和〉doctor+yellow》新幹線の区間を走行しながら線路状態などを点検する車両。監視カメラやレーザー式センサーを備え、時速250キロ以上で走行することができる。名称は、車体が黄色(イエロー)...

ドクターイエローの用語解説を読む

コトバンク for iPhone

コトバンク for Android