気位(読み)キグライ

デジタル大辞泉 「気位」の意味・読み・例文・類語

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精選版 日本国語大辞典 「気位」の意味・読み・例文・類語

き‐ぐらい‥ぐらゐ【気位】

  1. 〘 名詞 〙
  2. 他人とくらべて自分の方が上だと考え、その品位を保とうとする気の持ち方。
    1. [初出の実例]「そこをあるまいと書ておくは、作者のきぐらいさ」(出典:評判記・江戸土産(1784)従夫以来記)
    2. 「お前は気位(キグラヰ)が高いから源さんと一処(ひとつ)にならうとは思ふまい」(出典:にごりえ(1895)〈樋口一葉〉一)
  3. 剣道で、自信から生じる威力名人達人におのずからそなわったもの。

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