隠り沼(読み)コモリヌ

デジタル大辞泉 「隠り沼」の意味・読み・例文・類語

こもり‐ぬ【隠り沼】

草の茂みなどに覆われて外からは見えない沼。一説に、水の流れ出ない沼。
埴安はにやすの池の堤の―の行方を知らに舎人とねりまとふ」〈・二〇一〉

出典 小学館デジタル大辞泉について 情報 | 凡例

関連語 舎人 埴安

今日のキーワード

南海トラフ臨時情報

東海沖から九州沖の海底に延びる溝状の地形(トラフ)沿いで、巨大地震発生の可能性が相対的に高まった場合に気象庁が発表する。2019年に運用が始まった。想定震源域でマグニチュード(M)6・8以上の地震が...

南海トラフ臨時情報の用語解説を読む

コトバンク for iPhone

コトバンク for Android