行方(読み)ナメガタ

  • いきかた
  • いきがた
  • なめかた
  • ゆきかた
  • ゆきがた
  • ゆくえ ‥へ
  • ゆくえ〔へ〕
  • ゆくかた

デジタル大辞泉の解説

茨城県南東部、霞ヶ浦北浦に挟まれた地域にある市。低地を利用した稲作のほか、チンゲンサイ栽培が盛ん。平成17年(2005)9月に麻生町・北浦町・玉造町が合併して成立。人口3.8万(2010)。
ある場所に行く方法・道順。いきかた。「電車での行き方を教える」
物事を進める方法。やり方。いきかた。「堅実な行き方
行くべき方向。向かっていく先。「行方を定めずに旅立つ」
行った方向。行った先。「行方が知れない」「行方をくらます」
今後のなりゆき。また、将来。前途。「外交の行方を見守る」「行方を案じる」
[補説]「行衛」とも当てて書く。

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大辞林 第三版の解説

茨城県南東部、霞ヶ浦と北浦の間に位置する市。湖岸の一部は水郷筑波国定公園に属する。レンコン、サツマイモなど野菜の栽培が盛んなほか、漁業も行われる。

出典 三省堂大辞林 第三版について 情報

精選版 日本国語大辞典の解説

〘名〙
① ある場所へ行く方法。行く道順。ゆきかた。
② やり方。仕打ち。態度。
※俳諧・雑談集(1692)上「只句作をあやかり、行形(イキカタ)をまね」
③ ものわかり。のみこみ。
※浄瑠璃・女殺油地獄(1721)下「はて爰な人は、いきかたの悪い」
〘名〙 行った先の場所。ゆくえ。ゆきがた。
※あさぢが露(13C後)「いづくにもおくりきこえんと申ししかども、いき方おぼえぬよしの給ひしかば」
(古くは「なめがた」とも)
[一] 茨城県南東部の郡名。霞ケ浦と北浦との間にはさまれる。古代遺跡が多い。
[二] 福島県東部にあった郡名。明治二九年(一八九六)宇多郡と合体して相馬郡となる。
〘名〙
① ある場所へ行く道順。また、行く方法。いきかた。
② 事を処理する方法。やりかた。しかた。いきかた。
※浮世草子・好色盛衰記(1688)二「此行かたの男には、目ふさぎて首尾してやるが道なるに」
〘名〙 行くべき方向。行く方向。また、行った方向。行った先の場所。ゆくえ。いきがた。
※宇治拾遺(1221頃)一二「ののしり笑ければ、逃さりにけり。其後は行方もしらず、長(ながく)うせにけりとなん」
〘名〙 (「行衛」ともあてる)
① めあてとして進み行く方向。向かうべき先。また、行った先。前途。ゆく先。ゆくて。
※万葉(8C後)一五・三六二七「さ夜ふけて 由久敝(ユクヘ)を知らに あが心 明石の浦に 船泊めて 浮寝をしつつ」
※俳諧・米沢家蔵芭蕉真蹟‐幻住菴記(1690頃)「みのむしのみのを離て、行衛なき風にうかれ出むとす」
② 今後の有様。ゆきつく先。先のなりゆき。将来。前途。ゆくすえ。
※万葉(8C後)一一・二七二三「あまたあらぬ名をしも惜しみ埋木の下ゆそ恋ふる去方(ゆくへ)知らずて」
※仮名草子・ねごと草(1662)上「きみのゆくゑをいのらせたまへかし」
③ 子孫。
※太平記(14C後)一三「故大納言殿の忘形見の出来させ給て候しが、〈略〉是も咎(とが)有し人の行ゑなれば、如何なる御沙汰にか逢候はんずらん」
④ 銭(ぜに)をいう、女房詞。
※大上臈御名之事(16C前か)「ぜに、御あし、ゆくゑとも」
〘名〙
① 進んで行く方角。行く先の方。ゆくえ。ゆくさき。ゆくすえ。ゆくて。
※竹取(9C末‐10C初)「たびの空に、たすけ給べき人もなき所に、色々のやまひをして、行方空もおぼえず、船のゆくにまかせて」
② 心や気持の、進んで行く方向。心や気持の晴れる方法。やるかた。やるせ。多く打消の語を伴って用いる。
※古今(905‐914)物名・四六二「夏草のうへはしげれるぬま水のゆく方のなきわがこころかな〈壬生忠岑〉」

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