隠遁者(読み)いんとんじゃ

精選版 日本国語大辞典 「隠遁者」の意味・読み・例文・類語

いんとん‐じゃ【隠遁者】

  1. 〘 名詞 〙 世間を離れ、隠れ住む人。世捨て人。〔易林本節用集(1597)〕

出典 精選版 日本国語大辞典精選版 日本国語大辞典について 情報 | 凡例

関連語 名詞

世界大百科事典(旧版)内の隠遁者の言及

【序曲】より

…また記憶の中に蓄積され,後年,危機に直面した精神の回復力となる〈決定的瞬間〉が,フランス体験を経て危機にしたワーズワースの想像力の回復を可能にする。ブランク・バースの詩形を用い,コールリジに呼びかける体裁をとって書かれたこの詩は,壮大な未完の哲学詩《隠遁者The Recluse》の〈序曲〉となるはずであったが,それ自体独立した一編の叙事詩であり,心理的洞察の深さにおいて画期的な作品といえる。【山内 久明】。…

※「隠遁者」について言及している用語解説の一部を掲載しています。

出典|株式会社平凡社「世界大百科事典(旧版)」

今日のキーワード

苦肉の策

敵を欺くために、自分の身や味方を苦しめてまで行うはかりごと。また、苦しまぎれに考え出した手立て。苦肉の謀はかりごと。「苦肉の策を講じる」...

苦肉の策の用語解説を読む

コトバンク for iPhone

コトバンク for Android