雀ヶ森新田(読み)すずめがもりしんでん

日本歴史地名大系 「雀ヶ森新田」の解説

雀ヶ森新田
すずめがもりしんでん

[現在地名]原村俎原雀ヶ森

原山はらやま地籍内現俎原まないたつぱら雀ヶ森付近に開かれたとされている新田。「諏訪郡諸村旧蹟年代記」には「雀ケ森新田正保四年・明暦元年共高三石三人之被下柳沢新田より壱里上南ノ方年内寒く大沢山居也甚暮し難八ツ手新田之引ル夫故哉跡入組と云譜代にては無之候得共」とあり、約一三四〇メートルの高冷地のため、いつしか廃村となった。

出典 平凡社「日本歴史地名大系」日本歴史地名大系について 情報

今日のキーワード

カイロス

宇宙事業会社スペースワンが開発した小型ロケット。固体燃料の3段式で、宇宙航空研究開発機構(JAXA)が開発を進めるイプシロンSよりもさらに小さい。スペースワンは契約から打ち上げまでの期間で世界最短を...

カイロスの用語解説を読む

コトバンク for iPhone

コトバンク for Android