最新 地学事典 「集中法カメラ」の解説
しゅうちゅうほうカメラ
集中法カメラ
focusing camera
X線管から放射されるX線は発散性(平行線でない)であるため,粉末試料を湾曲させ,同一円周上にフィルムまたは計数管を置けば,発散されたX線は再び円周上に集中する。このようにして非常に鋭敏な回折図形を記録できる。この原理はSeemann(1919),Bohlin(1920)によって考案され,単結晶モノクロメーターを使用した場合にも応用され,Guinier, Johanssonなどによって改良された種々の方法がある。
執筆者:河原 昭
出典 平凡社「最新 地学事典」最新 地学事典について 情報

