コトバンクはYahoo!辞書と技術提携しています。

雪山童子 せっせんどうじ

大辞林 第三版の解説

せっせんどうじ【雪山童子】

釈迦が前生において雪山で菩薩として修行していたときの名。雪山大士。

出典 三省堂大辞林 第三版について 情報

世界大百科事典内の雪山童子の言及

【釈迦】より

…これら釈迦をめぐる物語は広く〈仏伝文学〉と呼ばれ,日本の文学・文化史に重要な位置を占める。 日本の文学史で,最初にまとまった仏伝をのせるのは10世紀末の《三宝絵》であるが,仏として生まれる以前の本生譚が中心で,飢えた虎に自らの命を与える薩埵(さつた)王子や自らの命と引換に鬼から無常偈を教えてもらう雪山童子などの自己犠牲(利他行)の話が集められている。仏典をもとにしながら難しい漢文をはなれ,こなれた和文の表現で語られる最初の仏伝文学として注目される。…

【ジャータカ】より

…そこで特に称賛されているのは施し(布施(ふせ))と忍耐(忍辱(にんにく))で,身を捨てる自己犠牲物語が多い。たとえば,雪山童子(せつせんどうじ)が教えをまとめた詩句の後半が聞きたくて身を悪鬼に投げ出す話や,薩多太子(さつたたいし)が飢えた虎の母子に血肉を与えた話は,遠く法隆寺の玉虫厨子にも描かれている。このほか,客をもてなすために火中に身を投じた兎の話や,両眼を施して鳩を救ったシビ王の物語などもよく知られている。…

【無常】より

…後の2句はこの生滅無常への執着を滅し已れば,そこに平静なる寂滅の悟りが開かれて永遠の楽となるの意。《大般涅槃(だいはつねはん)経》によれば,雪山童子(前世における釈迦が雪山で修行していたときの名)は後の2句を得るために捨身して羅刹(らせつ)(鬼)に身を与えたというほど,貴い教えであるとする。この無常なる生滅の法を有為法(ういほう)とし,生滅を滅した法を無為法とする。…

※「雪山童子」について言及している用語解説の一部を掲載しています。

出典|株式会社日立ソリューションズ・クリエイト世界大百科事典 第2版について | 情報

雪山童子の関連キーワード宝山寺(中国)井上勘兵衛帝釈天雪山偈前生釈迦菩薩

今日のキーワード

日馬富士 公平

大相撲力士。身長186センチ、体重137キロ。1984年4月14日生まれ、モンゴル・ゴビアルタイ出身。伊勢ヶ濱部屋に所属。本名はダワニャム・ビャンバドルジ。2001年1月の初場所で初土俵、2012年1...

続きを読む

コトバンク for iPhone

コトバンク for Android