半偈(読み)ハンゲ

大辞林 第三版の解説

はんげ【半偈】

〘仏〙 雪山偈せつせんげの後半の二句「生滅滅已、寂滅為楽」をいう。釈尊は自己の身体を羅刹らせつに与えることを約してこの半偈を教わったという。 → 雪山偈

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精選版 日本国語大辞典の解説

はん‐げ【半偈】

〘名〙 仏語。偈文の半分。普通には、涅槃経にある偈「諸行無常、是生滅法、生滅滅已、寂滅為楽」の後半の八字。釈迦が雪山(せっせん)で菩薩の行を修めていた時、羅刹(らせつ)から前の半偈を聞いて歓喜し、後の半偈も聞こうとしたが、羅刹が語らなかったので、釈迦は自分の身を羅刹に与えることを約して聞くことができたという。
※田氏家集(892頃)上・聴読経「初知解劫前途障、半偈従来難聞」 〔南本涅槃経‐一三〕

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