雪泥の鴻爪(読み)セツデイノコウソウ

精選版 日本国語大辞典 「雪泥の鴻爪」の意味・読み・例文・類語

せつでい【雪泥】 の 鴻爪(こうそう)

  1. ( 雪どけのぬかるみの上を鴻(ひしくい)が歩いた爪あとの意から ) あとかたが残らないこと。ゆくえがさだかでないこと。特に、人の行ないや世間の出来事などが消えてしまって、あとからたずねにくいことにいう。〔蘇軾‐和子由澠池懐旧詩〕

出典 精選版 日本国語大辞典精選版 日本国語大辞典について 情報 | 凡例

今日のキーワード

苦肉の策

敵を欺くために、自分の身や味方を苦しめてまで行うはかりごと。また、苦しまぎれに考え出した手立て。苦肉の謀はかりごと。「苦肉の策を講じる」...

苦肉の策の用語解説を読む

コトバンク for iPhone

コトバンク for Android