雲端に霾る(読み)うんたんにつちふる

精選版 日本国語大辞典 「雲端に霾る」の意味・読み・例文・類語

うんたん【雲端】 に 霾(つちふ)

  1. ( 杜甫の詩「鄭駙馬宅宴洞中」から ) 雲の端から土まじりの風が吹き下って、あたり一面が暗いようなさまをいう。
    1. [初出の実例]「米の下闇茂りあひて、夜(よ)る行がごとし。雲端につちふる心地して」(出典:俳諧・奥の細道(1693‐94頃)尿前の関)
    2. [その他の文献]〔杜甫‐鄭駙馬宅宴洞中〕

出典 精選版 日本国語大辞典精選版 日本国語大辞典について 情報 | 凡例

関連語 実例 文献

[名](スル)二つ以上のものが並び立つこと。「立候補者が―する」「―政権」[類語]両立・併存・同居・共存・並立・鼎立ていりつ...

連立の用語解説を読む