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青唐王国 せいとうおうこくQing-tang-wangguo; Ch`ing-t`ang-wang-kuo

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ブリタニカ国際大百科事典 小項目事典の解説

青唐王国
せいとうおうこく
Qing-tang-wangguo; Ch`ing-t`ang-wang-kuo

10~11世紀に青海の西寧 (チベット名ツォンカ) を中心に栄えた小王国。この地方に拠ったチベット人が西夏に対抗して国を統合するため,西チベット (高昌 Shang shung stod) のマルユル (磨楡国ラダック) からこの地に落ち延びていた吐蕃王家の後裔チデ Khri lde (997~1065) をかく厮羅 (かくすら。 rGyal sras仏子=菩薩) と呼んで利用したが,やがてかく厮羅みずからがこの国を建てた。かく厮羅の本名として伝えられる欺南陵温籤逋 (ぎなんりんおんせんぽ) はナムデ・ウースン王の曾孫にあたる王 (贊普) の意味である。吐蕃王国滅亡後に民間に浸透した仏教は,東西通商路の要衝に根を張り,後期吐蕃王国が理想とした仏寺中心の都市を実現した。かく厮羅はこれを擁し,これに拠ったが,その子チャンガ・トゥンチェンが没して (86) まもなく青唐王国は滅亡した。

出典|ブリタニカ国際大百科事典 小項目事典
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