青御物(読み)ひじきおぼの

精選版 日本国語大辞典 「青御物」の意味・読み・例文・類語

ひじき‐おぼの【青御物】

  1. 〘 名詞 〙 ( 「おぼの」は「おもの」の変化したもの ) 荒城宮(あらきのみや)に供える食事。青きおぼの。
    1. [初出の実例]「殯の宮に甞(なふらひたてまつ)る。此を青飯(ヒシキオホノ)(〈別訓〉あをきおほの)御(たてまつ)ると曰ふ」(出典日本書紀(720)持統元年八月(北野本訓))

出典 精選版 日本国語大辞典精選版 日本国語大辞典について 情報 | 凡例

関連語 名詞 実例

今日のキーワード

苦肉の策

敵を欺くために、自分の身や味方を苦しめてまで行うはかりごと。また、苦しまぎれに考え出した手立て。苦肉の謀はかりごと。「苦肉の策を講じる」...

苦肉の策の用語解説を読む

コトバンク for iPhone

コトバンク for Android