日本歴史地名大系 「青海野庄」の解説 青海野庄あおみののしよう 兵庫県:三田市青海野庄「四天王寺寺領帳」によれば、後醍醐天皇が「青海野 上庄下庄」など有馬郡内の所領を摂津四天王寺に寄進したという。室町時代後期には青海野氏が活動している。延徳三年(一四九一)一二月一六日付の堀江秀清・秀景連署折紙(八坂神社文書)によると、青海野惣右衛門尉が寺之(てらの)庄(金心寺庄)の代官となっている。天文二〇年(一五五一)一〇月一〇日には青海野忠重が相野(あいの)の一反の田地を清水(きよみず)寺(現社町)に寄進している(「青海野忠重田地寄進状」清水寺文書)。 出典 平凡社「日本歴史地名大系」日本歴史地名大系について 情報 Sponserd by