静岡市史編さん資料(読み)しずおかししへんさんしりよう

日本歴史地名大系 「静岡市史編さん資料」の解説

静岡市史編さん資料
しずおかししへんさんしりよう

一三三点三六〇冊 静岡市史編纂掛 大正後期―昭和初期刊

解説 「静岡市史」編纂の基礎資料として収集されたもので、中心は駿府町方資料。町方資料には駿府町役人である年行事が記録した正徳五年から幕末に至る万留帳、嘉永三年から明治九年の御触書帳、東海道を通行する大名公家などの宿泊記録、長崎貨物銀の町方配分に関する記録、元禄五年の駿府町数並家数人数覚帳など、近世の駿府を研究するうえで貴重な資料が多く含まれる。

出典 平凡社「日本歴史地名大系」日本歴史地名大系について 情報

今日のキーワード

ベートーベンの「第九」

「歓喜の歌」の合唱で知られ、聴力をほぼ失ったベートーベンが晩年に完成させた最後の交響曲。第4楽章にある合唱は人生の苦悩と喜び、全人類の兄弟愛をたたえたシラーの詩が基で欧州連合(EU)の歌にも指定され...

ベートーベンの「第九」の用語解説を読む

コトバンク for iPhone

コトバンク for Android