デジタル版 日本人名大辞典+Plus 「静野与右衛門」の解説 静野与右衛門 しずの-よえもん ?-? 江戸時代前期の測量家。上田勘兵衛に和算・測量術をまなび,郷里佐渡(新潟県)の鉱山振矩師(ふりかねし)(測量技師)をつとめる。佐渡奉行荻原重秀のもとで,元禄(げんろく)4年(1691)から5年をかけ相川の割間歩(われまぶ)の地下水を海にながす南沢疏水坑道を完成させた。のち水力利用の鉱石粉砕法を考案した。 出典 講談社デジタル版 日本人名大辞典+Plusについて 情報 | 凡例 Sponserd by