面つれなし(読み)おもてつれなし

精選版 日本国語大辞典 「面つれなし」の意味・読み・例文・類語

おもて‐つれな・し【面つれなし】

〘形ク〙 恥を恥と感じないで、平気な顔をしている。本心を顔に出さないでいる。薄情である。
平治(1220頃か)中「一いくさだにせずして、我が身も滅び人をも失ふにこそ。おもてつれなふ物をのたまふものかな」

出典 精選版 日本国語大辞典精選版 日本国語大辞典について 情報

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