面従後言(読み)メンジュウコウゲン

デジタル大辞泉 「面従後言」の意味・読み・例文・類語

めんじゅう‐こうげん【面従後言】

その人の面前では従うように見せかけて、あとであれこれあげつらうこと。

出典 小学館デジタル大辞泉について 情報 | 凡例

精選版 日本国語大辞典 「面従後言」の意味・読み・例文・類語

めんじゅう‐こうげん【面従後言】

〘名〙 (「書経‐益稷」の「予違汝弼、汝無面従退有後言」から) 人の面前ではこびへつらって服従し、後であれこれあげつらうこと。
※殿村篠斎宛馬琴書簡‐天保三年(1832)七月一日「懇友の中は、思ふよしをいはぬも面従後言の俗友に似てたのもしからず候得者」

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