鞍越(読み)くらごし

精選版 日本国語大辞典 「鞍越」の意味・読み・例文・類語

くら‐ごし【鞍越】

  1. 〘 名詞 〙
  2. 鞍で、互いに隔たっていること。
    1. [初出の実例]「鞍越(クラゴシ)に手を取かはし、いただき合しめ合に」(出典浄瑠璃・傾城島原蛙合戦(1719)一)
  3. 馬袴(うまばかま)背部に用いる凹字型に似た薄板。〔随筆守貞漫稿(1837‐53)〕

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