鞭鐙を合わす(読み)ムチアブミヲアワス

デジタル大辞泉 「鞭鐙を合わす」の意味・読み・例文・類語

むちあぶみわ・す

馬に乗って速く走らせるとき、鞭を当てると同時に鐙をあおる。
「―・せて馳せ来たり」〈平家・七〉

出典 小学館デジタル大辞泉について 情報 | 凡例

精選版 日本国語大辞典 「鞭鐙を合わす」の意味・読み・例文・類語

むちあぶみ【鞭鐙】 を 合(あ)わす

  1. 馬に乗って速くかけさせるとき、馬の尻を鞭打つ拍子に合わせて鐙であおる。鞭に鐙を合わす。
    1. [初出の実例]「鞭あぶみをあはせて馳来り、おしならべてむずとくむ」(出典:平家物語(13C前)七)

出典 精選版 日本国語大辞典精選版 日本国語大辞典について 情報 | 凡例

今日のキーワード

仕事納

〘 名詞 〙 年の暮れに、その年の仕事を終えること。また、その日。《 季語・冬 》[初出の実例]「けふは大晦日(つごもり)一年中の仕事納(オサ)め」(出典:浄瑠璃・新版歌祭文(お染久松)(1780)油...

仕事納の用語解説を読む

コトバンク for iPhone

コトバンク for Android