響に(読み)とよに

精選版 日本国語大辞典 「響に」の意味・読み・例文・類語

とよ‐に【響に】

  1. 〘 副詞 〙 とよむほどに。ひびくほどに。
    1. [初出の実例]「しなが鳥猪名山響爾(とよニ)行く水の名のみ縁(よ)さえし隠妻(こもりづま)はも」(出典万葉集(8C後)一一・二七〇八)

出典 精選版 日本国語大辞典精選版 日本国語大辞典について 情報 | 凡例

関連語 副詞 実例 初出

今日のキーワード

苦肉の策

敵を欺くために、自分の身や味方を苦しめてまで行うはかりごと。また、苦しまぎれに考え出した手立て。苦肉の謀はかりごと。「苦肉の策を講じる」...

苦肉の策の用語解説を読む

コトバンク for iPhone

コトバンク for Android