順の拳に外るな(読み)じゅんのこぶしにはずるな

精選版 日本国語大辞典 「順の拳に外るな」の意味・読み・例文・類語

じゅん【順】 の 拳(こぶし)に外(はず)るな

  1. ( 「じゅんこぶし」は皆で拳を出し合うことか。一説に、「順の子節」の形で、宴席などで順々に歌などの隠し芸をすることとも ) 仲間はずれにならないようにせよの意。
    1. [初出の実例]「人のおどるときはおどれ じゅんのこぶしにもはづるな」(出典:俳諧・毛吹草(1638)二)

出典 精選版 日本国語大辞典精選版 日本国語大辞典について 情報 | 凡例

今日のキーワード

世界の電気自動車市場

米テスラと低価格EVでシェアを広げる中国大手、比亜迪(BYD)が激しいトップ争いを繰り広げている。英調査会社グローバルデータによると、2023年の世界販売台数は約978万7千台。ガソリン車などを含む...

世界の電気自動車市場の用語解説を読む

コトバンク for iPhone

コトバンク for Android