須屋(読み)スヤ

デジタル大辞泉 「須屋」の意味・読み・例文・類語

す‐や【須屋】

御陵貴人の墓をつくるときに、工事の間覆いとして設ける仮小屋。御須屋。

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精選版 日本国語大辞典 「須屋」の意味・読み・例文・類語

す‐や【須屋】

  1. 〘 名詞 〙 御陵、または貴人の墓の工事期間中、仮にその上におおいとして設ける建物。完成した後は取り除く。

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世界大百科事典(旧版)内の須屋の言及

【組屋】より

…近世初頭,文禄・慶長期(1592‐1615)に活躍した初期豪商の一人。須屋ともいう。まだ家臣団の土着性,独立性が強く,兵農分離が未熟な羽後諸藩と畿内先進地帯を結ぶ中継都市の敦賀,小浜にあって,北国海運の担い手として活動した。…

※「須屋」について言及している用語解説の一部を掲載しています。

出典|株式会社平凡社「世界大百科事典(旧版)」

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