頻波・重波・頻並(読み)しきなみ

精選版 日本国語大辞典 「頻波・重波・頻並」の意味・読み・例文・類語

しき‐なみ【頻波・重波・頻並】

〘名〙 (形動) あとからあとから寄せてくる波。次々と起こる波。また、波が続いて寄せるように、あとからあとから続くさま。
書紀(720)垂仁二五年三月(北野本室町時代訓)「是の神風伊勢の国は、則ち常世の浪の重浪(シキナミ)(よする)国なり」
※枕(10C終)三五「しきなみにつどひたる車なれば、出づべきかたもなし」

出典 精選版 日本国語大辞典精選版 日本国語大辞典について 情報

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