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神風 カミカゼ

デジタル大辞泉の解説

かみ‐かぜ【神風】


神が吹き起こすという風。特に、元寇(げんこう)の際に吹いた激しい風。
第二次大戦末期、日本軍の特別攻撃隊に冠した名称。風(しんぷう)特別攻撃隊。→特攻隊
2から転じて》その行為が向こうみずで人命を粗末にするたとえ。「神風運転」
昭和12年(1937)東京・ロンドン間を飛び、実飛行51時間余の記録を立てた国産の二人乗り飛行機。

かむ‐かぜ【神風】

かみかぜ1」に同じ。
「渡会(わたらひ)の斎(いつき)の宮ゆ―にい吹き惑はし」〈・一九九〉

しん‐ぷう【神風】

神が吹かせるという風。かみかぜ。

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大辞林 第三版の解説

かみかぜ【神風】

危難を救おうとして神が吹かせるという激しい風。特に元寇げんこうの際、元の軍船を襲った大風。
〔特攻隊の名としたことから〕 無謀で命知らずなこと。 「 -タクシー」

かむかぜ【神風】

かみかぜ(神風) 」に同じ。 「 -にい吹き惑はし/万葉集 199

しんぷう【神風】

神が吹かせるという風。かみかぜ。

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日本大百科全書(ニッポニカ)の解説

神風
かみかぜ

神の威力で吹くとされている風。暴風雨の多い日本では風に対する恐れから、神の威徳に従わないと神風で罰せられるという信仰があった。歴史上では文永(ぶんえい)・弘安(こうあん)の役(1274、1281)の二度にわたる蒙古(もうこ)の軍船が、博多湾で壊滅させられたのがその代表的な例である。第二次世界大戦末期に、この史実にあやかって日本海軍航空隊が神風特別攻撃隊を編成し、敵艦隊に絶望的な体当たり攻撃を加え、追い詰められた戦局をなんとか打開しようとしたが、失敗した。このときの「神風」は世界的に有名である。この無謀な神風特攻隊以来、1955年(昭和30)ころ、命知らずの乱暴な運転をするタクシーのことを神風タクシーとよんだ。[上野文枝]

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世界大百科事典内の神風の言及

【神国思想】より

…平安時代には対外意識が鮮明になることは少なかったが,後期になって朝廷の権威が衰えはじめると,皇統の一系と神々の加護を説く神道思想が整えられるようになった。鎌倉時代の半ばに元の軍勢が来襲したとき,異敵調伏の祈禱の中で神国思想が強調され,敵国の船団を壊滅させた風は神風と呼ばれた。その後,近世初頭に対外関係が複雑になったとき,豊臣秀吉はキリシタンの禁圧を正当化するために,日本が神国であることを主張した。…

【モンゴル襲来】より

…その後博多,大宰府を攻略すべく7月下旬に肥前鷹島に移ったところ,7月30日夜,大風が吹いて元軍は壊滅的打撃をうけた。日本ではこれを神風と呼んだ。こうして元の第2次遠征も失敗に終わった。…

※「神風」について言及している用語解説の一部を掲載しています。

出典|株式会社日立ソリューションズ・クリエイト世界大百科事典 第2版について | 情報

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