頼木の本に雨もたまらぬ(読み)たのむきのもとにあめもたまらぬ

精選版 日本国語大辞典 「頼木の本に雨もたまらぬ」の意味・読み・例文・類語

たのむ【頼】 木(き・こ)の本(もと)に=雨(あめ)もたまらぬ[=雨(あめ)(も)る]

  1. 頼みにしたあてがはずれる。頼む蔵から火が出た。
    1. [初出の実例]「あまの原くもればかなし人しれずたのむ木のもと雨ふりしより」(出典:兼盛集(990頃))

出典 精選版 日本国語大辞典精選版 日本国語大辞典について 情報 | 凡例

今日のキーワード

イチロー

[1973~ ]プロ野球選手。愛知の生まれ。本名、鈴木一朗。平成3年(1991)オリックスに入団。平成6年(1994)、当時のプロ野球新記録となる1シーズン210安打を放ち首位打者となる。平成13年(...

イチローの用語解説を読む

コトバンク for iPhone

コトバンク for Android