頼木の本に雨もたまらぬ(読み)たのむきのもとにあめもたまらぬ

精選版 日本国語大辞典 「頼木の本に雨もたまらぬ」の意味・読み・例文・類語

たのむ【頼】 木(き・こ)の本(もと)に=雨(あめ)もたまらぬ[=雨(あめ)(も)る]

頼みにしたあてがはずれる。頼む蔵から火が出た。
※兼盛集(990頃)「あまの原くもればかなし人しれずたのむ木のもと雨ふりしより」

出典 精選版 日本国語大辞典精選版 日本国語大辞典について 情報

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