顕正会(読み)けんしょうかい

知恵蔵miniの解説

埼玉県さいたま市に本部を置く仏教系新興宗教団体。正式名は「冨士大石寺顕正会」、宗教法人法に基づく届出名は「宗教法人顕正会」。2010年現在、会員数は公称140万人、代表役員は浅井昭衛。1942年頃、日蓮正宗妙光寺の総代だった浅井甚兵衛が「東京妙信講」を結成し、58年頃に、日蓮正宗の信徒団体「妙信講」となった。その後、創価学会が中心となって68年に起工した正本堂の教義上の位置づけをめぐり、日蓮正宗・創価学会と激しく対立するようになる。74年、日蓮正宗より解散処分を受ける。82年、団体名を「日蓮正宗顕正会」に変更。96年に「宗教法人顕正会」が発足し、同年に団体名を「冨士大石寺顕正会」へ改名。2004年、『日蓮大聖人に背く日本は必ず亡ぶ』(浅井昭衛著、顕正新聞社)を刊行したが、新聞広告掲載を大手5紙全てに拒否された。05年7月、07年1月、08年1月、09年1月、13年9月には、会員による強引な勧誘や傷害事件により、教団施設各所が家宅捜索されている。

(2013-9-17)

出典 朝日新聞出版知恵蔵miniについて 情報

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