類える(読み)タグエル

デジタル大辞泉 「類える」の意味・読み・例文・類語

たぐ・える〔たぐへる〕【類える/比える】

[動ア下一][文]たぐ・ふ[ハ下二]
並べて比較する。また、なぞらえる。「他に―・えるものがない」
並ばせる。添わせる。
「花の香を風のたよりに―・へてぞうぐひすさそふしるべにはやる」〈古今・春上〉
一緒に行かせる。伴わせる。
「かくのみし行方迷はばわがたまを―・へやせまし道のしるべに」〈平中二五
まねる。ならう。
鳥類畜類の、人に―・へて歌を詠む」〈謡・白楽天

出典 小学館デジタル大辞泉について 情報 | 凡例

中国のゴビ砂漠などの砂がジェット気流に乗って日本へ飛来したとみられる黄色の砂。西日本に多く,九州西岸では年間 10日ぐらい,東岸では2日ぐらい降る。大陸砂漠の砂嵐の盛んな春に多いが,まれに冬にも起る。...

黄砂の用語解説を読む