デジタル大辞泉
「類える」の意味・読み・例文・類語
たぐ・える〔たぐへる〕【▽類える/▽比える】
[動ア下一][文]たぐ・ふ[ハ下二]
1 並べて比較する。また、なぞらえる。「他に―・えるものがない」
2 並ばせる。添わせる。
「花の香を風のたよりに―・へてぞ鶯さそふしるべにはやる」〈古今・春上〉
3 一緒に行かせる。伴わせる。
「かくのみし行方迷はばわが魂を―・へやせまし道のしるべに」〈平中・二五〉
4 まねる。ならう。
「鳥類、畜類の、人に―・へて歌を詠む」〈謡・白楽天〉
出典 小学館デジタル大辞泉について 情報 | 凡例
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