デジタル大辞泉 「風の音の」の意味・読み・例文・類語 かぜのと‐の【風の▽音の】 [枕]はるかな風の音の意から、「遠き」にかかる。「―遠き吾妹わぎもが着せし衣きぬ」〈万・三四五三〉 出典 小学館デジタル大辞泉について 情報 | 凡例
精選版 日本国語大辞典 「風の音の」の意味・読み・例文・類語 かぜのと‐の【風音の】 枕 風の音が遠く聞こえるようにの意で、「遠し」にかかる。一説に、風の便りに消息だけを聞く意からとも。[初出の実例]「可是能等能(カゼノトノ)遠き我妹(わぎも)が着せし衣(きぬ)たもとのくだりまよひきにけり」(出典:万葉集(8C後)一四・三四五三) 出典 精選版 日本国語大辞典精選版 日本国語大辞典について 情報 | 凡例