風抜(読み)かざぬき

精選版 日本国語大辞典 「風抜」の意味・読み・例文・類語

かざ‐ぬき【風抜】

〘名〙 空気を通わせるために設ける穴。通風口。いきぬき。かざまど。かぜぬき。
虞美人草(1907)〈夏目漱石〉五「今一つの小さき家根が小さき翼を伸(の)して乗っかって居る。風抜(カザヌ)きか明り取りかと思はれる」

かぜ‐ぬき【風抜】

出典 精選版 日本国語大辞典精選版 日本国語大辞典について 情報

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