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虞美人草 グビジンソウ

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デジタル大辞泉の解説

ぐびじん‐そう〔‐サウ〕【虞美人草】

ヒナゲシの別名。虞美人が自決したときの血が、この花になったという伝説がある。 夏》
[補説]書名別項。→虞美人草

ぐびじんそう【虞美人草】[書名]

夏目漱石の小説。明治40年(1907)発表。自我の強い高慢な女藤尾を通して、利己と道義の相克を描く。

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朝日新聞掲載「キーワード」の解説

虞美人草

漱石は朝日新聞で「こころ」「三四郎」など10編の長編小説を連載したが、「虞美人草」は第1作。1907年6月23日から10月29日にかけ、全127回連載された。秀才だが貧しい主人公の男が、洗練された美しい女と、古風な恩師の娘との間で揺れる。三越から「虞美人草浴衣」が売り出されるほど話題になった。文体は、後の「三四郎」などの作品とは異なり、華麗な語句で飾った美文調で書かれた。

(2015-02-21 朝日新聞 朝刊 1総合)

出典|朝日新聞掲載「キーワード」
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デジタル大辞泉プラスの解説

虞美人草

1935年公開の日本映画。監督:溝口健二、原作:夏目漱石による同名小説、脚本:高柳春雄、潤色:伊藤大輔、撮影:三木稔。出演:夏川大二郎、月田一郎、武田一義、大倉千代子、二条あや子、三宅邦子ほか。

出典|小学館
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大辞林 第三版の解説

ぐびじんそう【虞美人草】

ヒナゲシの別名。 [季] 夏。

ぐびじんそう【虞美人草】

小説。夏目漱石作。1907年(明治40)発表。驕慢きようまんな女藤尾を中心に、我執と道義の相剋そうこくを描く。

出典|三省堂
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