飛抜(読み)とびぬける

精選版 日本国語大辞典 「飛抜」の意味・読み・例文・類語

とび‐ぬ・ける【飛抜】

〘自カ下一〙 とびぬ・く 〘自カ下二〙
能力などが他とくらべて格段に秀でている。ずばぬける。ずぬける。
※雑俳・折句大全(1803)「余所の事には飛抜た思案出る」
② とんで出る。とんで通り抜ける。
四河入海(17C前)二二「脱兎とは、兎のひゃっと飛(トヒ)ぬくるを云ぞ」

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