飯降村(読み)いふりむら

日本歴史地名大系 「飯降村」の解説

飯降村
いふりむら

[現在地名]大野市飯降

飯降いいふり山の東麓にあり、北は鍬掛くわかけ村、南は深井ふかい村。東を赤根あかね川が北流する。大永七年(一五二七)三月一一日付洞雲寺隔庵領目録(洞雲寺文書)に、「六斗五升此外代弐百文、山て作職飯降之計取方」とみえる。なお永享一二年(一四四〇)四月日付春日社領越前国大野郡小山庄田数諸済等帳(天理図書館蔵)に「御知行分飯西村領家方田数御年貢等事」とあるが、「飯西」は「飯降」とも推定される。

出典 平凡社「日本歴史地名大系」日本歴史地名大系について 情報

今日のキーワード

部分連合

与野党が協議して、政策ごとに野党が特定の法案成立などで協力すること。パーシャル連合。[補説]閣僚は出さないが与党としてふるまう閣外協力より、与党への協力度は低い。...

部分連合の用語解説を読む

コトバンク for iPhone

コトバンク for Android