首を掻く(読み)クビヲカク

デジタル大辞泉 「首を掻く」の意味・読み・例文・類語

くび・く

首をかき切る。「敵の―・く」

出典 小学館デジタル大辞泉について 情報 | 凡例

精選版 日本国語大辞典 「首を掻く」の意味・読み・例文・類語

くび【首】 を 掻(か)

  1. 首を掻き切る。掻き首にする。
    1. [初出の実例]「新藤左衛門におちかさなって、取ってをさへて頸をかく」(出典:平治物語(1220頃か)中)
  2. ( 指先で頭を掻く意で ) 心に決めかねたり、失敗したりなどして困っている状態をいう。また、あやまちをして恥じているさまにもいう。頭を掻く。
    1. [初出の実例]「公文未練之者。勘済公文之時。前後司分付之間。極以不便也。事畢之後。掻首无益」(出典朝野群載(1116)二二・国務条々事書)
    2. [その他の文献]〔詩経‐邶風・静女〕

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