日本歴史地名大系 「香澄郷」の解説 香澄郷かすみごう 茨城県:常陸国行方郡香澄郷「和名抄」高山寺本に「香證」、東急本・刊本に「香澄」と記され、いずれも訓を欠く。「常陸国風土記」行方郡の項に「郡の南二十里に香澄の里あり。古き伝にいへらく、大足日子の天皇、下総の国印波の鳥見の丘に登りまして、留連ひて遥望しまし、東を顧て、侍臣に勅したまひしく、「海は即ち青波浩行ひ、陸は是丹霞空朦けり。 出典 平凡社「日本歴史地名大系」日本歴史地名大系について 情報 Sponserd by