馬に乗るまで牛に乗れ(読み)うまにのるまでうしにのれ

精選版 日本国語大辞典 「馬に乗るまで牛に乗れ」の意味・読み・例文・類語

うま【馬】 に 乗(の)るまで牛(うし)に乗(の)

  1. ( 速い馬に乗る前にのろい牛に乗って慣れる必要があるの意から ) 高い地位につくには、その前に低い地位にあって努めなくてはならない。また、出世には段階がある、の意にもいう。
    1. [初出の実例]「みどもが大名になったらば、なんぢをは馬にのせうぞ。のりつけぬ馬にのせたらばおつる事があらふ程に馬にのるまでは牛にのせう」(出典:虎明本狂言・入間川(室町末‐近世初))

出典 精選版 日本国語大辞典精選版 日本国語大辞典について 情報 | 凡例

ローマ法王ともいう。ラテン語 Papaの称号はカトリック教会首長としてのローマ司教 (教皇) 以外の司教らにも適用されていたが,1073年以後教皇専用となった。使徒ペテロの後継者としてキリスト自身の定...

教皇の用語解説を読む