馬内村(読み)もうちむら

日本歴史地名大系 「馬内村」の解説

馬内村
もうちむら

[現在地名]加須不動岡ふどうおか三丁目・馬内

北はあいの川、東は礼羽らいは村、南は戸崎とさき(現騎西町)など。年未詳三月上巳の道長(足利政氏)宛行状(秋田藩家蔵文書)に「馬内郷」がみえ、第二代古河公方であった足利政氏が天文一五年(一五四六)頃に隠退したのち、支援を受けた頤生軒文賢蔵主に謝して馬内郷を宛行っている。羽生はにゆう領に所属(風土記稿)。寛永二年(一六二五)一二月設楽甚三郎(貞代)は徳川氏から当村で三七一石余を宛行われている(記録御用所本古文書)

出典 平凡社「日本歴史地名大系」日本歴史地名大系について 情報

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