馬形下町(読み)まかどしたまち

日本歴史地名大系 「馬形下町」の解説

馬形下町
まかどしたまち

[現在地名]松前郡松前町字豊岡とよおか

明治八年(一八七五)から同三三年まで存続した町。大松前おおまつまえ川と伝治沢でんじさわ(大泊川)に挟まれた海岸段丘上にある。明治八年一二月の布達(事業報告布令類聚)に「福山馬形上通中通下通」を改め町名としたとみえるが、「馬形下通」とはどの位置をさすのか不明。同九年の大小区画沿革表には馬形上まかどうえ町・馬形中まかどなか町・馬形下町が載る。同一四年の福山市街図(「北海道志」巻二)にある馬形下町の位置と、文化四年(一八〇七)の松前市街図の該当町名の位置を対比すると、市街図の馬形下町は分間絵図の「馬形裏町」の地に相当する。

出典 平凡社「日本歴史地名大系」日本歴史地名大系について 情報

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