町並(読み)チョウナミ

  • /街並
  • ちょうなみ チャウ‥
  • ちょうなみ〔チヤウ〕
  • まちなみ

デジタル大辞泉の解説

町ごと。それぞれの町。
町家のびぐあい。まちなみ。
町に家々が立ち並んでいるようす。「整然とした―」
軒を並べている家々。町内の家ごと。
「―に出る葬礼には是非なく鳥辺山におくりて」〈浮・永代蔵・二〉
町筋と並行していること。
「表口五間半、裏行き―二十間」〈浄・卯月の紅葉

出典 小学館デジタル大辞泉について 情報 | 凡例

精選版 日本国語大辞典の解説

〘名〙
① 町のならび具合。町家のならびよう。まちなみ。
② 町内のつきあい。町儀。
※仮名草子・為愚痴物語(1662)三「家をもたねば借屋の苦、又家もてば、公儀の軍役・町なみの礼儀・火事・しゅりの苦有」
③ 江戸吉原遊郭の大町(江戸一・二丁目、京町一丁目、角町の四町)に構えた妓楼と同格程度の遊女屋。ただし大店(おおみせ)ではなく、大町小店と呼ばれるものと同格の意という。
※歌舞伎・日月星享和政談(延命院)(1878)六幕「内の沽券が町並(チョウナミ)だから、よもや乞食は客にしめえと」
〘名〙
① 町家の並んでいる様子。並び立った町の家々。また、町内。
※仮名草子・恨の介(1609‐17頃)上「かの姫を、我ら夫婦の物どもが彼方此方と隠し置き、このまちなみに忍びつつ」
② 町筋と並行していること。
※浮世草子・本朝桜陰比事(1689)二「自由御普請と付届に(をどろ)き、町並(まちナミ)と見合ば三尺ばかりたて出すにまきれなし」

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