馬端臨(読み)ばたんりん(その他表記)Ma Duan-lin

ブリタニカ国際大百科事典 小項目事典 「馬端臨」の意味・わかりやすい解説

馬端臨
ばたんりん
Ma Duan-lin

中国,南宋末~元初の儒学者。江西省楽平の人。字は貴与。号は竹洲。南宋末期の右丞相馬廷鸞の子。初め朱子学を学び承事郎に補せられたが,宋滅亡後は元に仕えず,中国の古代から宋代までの諸制度を記した『文献通考』の大著を完成。のち仕官し慈湖,柯山 (かざん) の2書院長となった。『大学集録』『多識録』などの著書もある。

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世界大百科事典(旧版)内の馬端臨の言及

【文献通考】より

…中国の諸制度を集成した書物。宋末・元初の馬端臨の著。348巻。…

※「馬端臨」について言及している用語解説の一部を掲載しています。

出典|株式会社平凡社「世界大百科事典(旧版)」

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