馬酔木なす(読み)あしびなす

精選版 日本国語大辞典 「馬酔木なす」の意味・読み・例文・類語

あしび‐なす【馬酔木なす】

  1. 馬酔木(あしび)の花が咲き栄えているように、の意で「栄ゆ」にかかる。
    1. [初出の実例]「安志妣成(アシビなす)栄えし君が掘りし井の石井の水は飲めど飽かぬかも」(出典万葉集(8C後)七・一一二八)

出典 精選版 日本国語大辞典精選版 日本国語大辞典について 情報 | 凡例

今日のキーワード

ビャンビャン麺

小麦粉を練って作った生地を、幅3センチ程度に平たくのばし、切らずに長いままゆでた麺。形はきしめんに似る。中国陝西せんせい省の料理。多く、唐辛子などの香辛料が入ったたれと、熱した香味油をからめて食べる。...

ビャンビャン麺の用語解説を読む

コトバンク for iPhone

コトバンク for Android