精選版 日本国語大辞典 「馳せ過ぎる」の意味・読み・例文・類語 はせ‐す・ぎる【馳過】 〘 自動詞 ガ上一 〙 [ 文語形 ]はせす・ぐ 〘 自動詞 ガ上二段活用 〙① 走って過ぎる。馬を急ぎ走らせて通る。また、またたく間に過ぎてしまう。かけすぎる。[初出の実例]「内に地蔵立給へり〈略〉いささか帰依の心をいたして、はせ過にけり」(出典:宇治拾遺物語(1221頃)三)② 期限が切れる。[初出の実例]「助房亡父栄忍不レ及二訴訟一、経二四十余年一畢。馳二過年紀一之間、不レ可レ及二御沙汰一」(出典:市河文書‐正慶元年(1332)一二月二七日・関東下知状) 出典 精選版 日本国語大辞典精選版 日本国語大辞典について 情報 | 凡例